当社はこれまでEmployment Passの新規申請・更新において98%の成功率を維持しています。ESDアカウント登録からMyFutureJobsサポートレター取得、入国管理局とのやり取りまで、外国人採用に関するすべての手続きをワンストップでサポートいたします。
マレーシアEmployment Pass申請手続きと所要期間の詳細ガイド
マレーシアの**Employment Pass(EP)**を初めて申請する雇用主の方にとって、最も気になることの一つが「申請にはどれくらい時間がかかるのか」ではないでしょうか。
結論からお伝えすると、ゼロから手続きを開始する場合、申請完了まで少なくとも8か月、場合によってはそれ以上かかることを想定してください。
これは、当社が5年以上にわたり外国人就労ビザの申請をサポートしてきた実績に基づく目安であり、必要書類がすべて揃っていて、各手続きを可能な限り迅速に進めた場合を前提としています。

すべての手続きが完了すれば、その努力はきっと報われます。
このガイドが、採用計画や事業運営のスケジュール作成に役立てば幸いです。
概要だけ知りたかった方は、ここまでで十分です。申請が順調に進むことを願っています。
さらに詳しく知りたい方は、このあと各手続きごとの所要期間を順番に解説します。
Employment Pass(EP)申請期間の内訳
ここでは、すでに雇用主・外国人従業員・職種のEmployment Pass申請要件を満たしていることを前提とします。
つまり、事前審査については省略し、実際の申請プロセスに焦点を当てます。
初めてEPを申請する場合、主な手続きは以下の6つのステージに分かれます。

このように工程を分けて見ると、「8か月」という期間も決して長すぎるわけではないことが分かります。
必要な手続きや作業量を考えると、むしろ現実的な期間と言えるでしょう。
それでは、それぞれのステージで何を行うのか見ていきましょう。
1. ESD登録・アカウント有効化

最初のステップでは、雇用主が**Expatriates Services Division(ESD)**ポータルで会社情報を登録し、外国人雇用を行うためのアカウントを有効化します。
この手続きは初回のみ必要です。一度登録が完了し、その後もESDアカウントを適切に更新していれば、今後のEP申請では再度行う必要はありません。
雇用主が行うこと:
- 会社関連書類(SSM登録証、営業ライセンス、財務資料など)を準備する
- ESDポータルで会社プロフィールを登録する
- ESDからの追加資料や問い合わせに対応する
- Letter of Undertaking(LoU)を提出する
- アカウントが有効化されるまで待機する
2. JTK法第60K条の承認取得

この段階では、雇用主は外国人採用のための人員承認を取得し、マレーシア労働局(JTK)によるEmployment Act第60K条に基づくサポートレターを取得します。
雇用主が行うこと:
- 外国人を採用する必要性を説明する
- 募集職種および人員情報を提出する
- 必要な業種の場合はサポートレターを申請する
- 労働法および外国人雇用枠(クォータ)の要件を満たしていることを確認する
3. MyFutureJobsへの求人掲載(必要な場合)

この段階では、雇用主は求人を国内向けに公開し、応募者の面接を実施したうえで、適任のマレーシア人候補者がいなかったことを示すHiring Outcome Reportを提出します。
その後、外国人採用に必要なPERKESO承認レターを取得します。
雇用主が行うこと:
- MyFutureJobsへ最低14日間求人を掲載する
- マレーシア人応募者の面接を実施・記録する
- 採用活動の記録を保管する
- Hiring Outcome Reportを提出し、承認レターを取得する
注:月額給与がRM15,000以上のポジション、特に経営層や株主などの役職では、このステップが免除される場合があります。
4. Employment Pass申請の提出
この段階で、Employment Pass(EP)の正式申請をESD経由で提出し、入国管理局による審査が開始されます。
雇用主が行うこと:
- 雇用契約書、学歴証明書、パスポートなど必要書類を準備する
- ESDポータルからEP申請を提出する
- 申請状況を確認し、追加資料の要求に対応する
- 情報の誤りや不足がないことを確認し、審査遅延や却下を防ぐ
5. 承認・入国ビザ発給

EPが承認されると、雇用主は承認通知を受け取り、候補者の入国ビザ(VDRまたはeVisa)の発給手続きを進めます。
雇用主が行うこと:
- 承認通知書をダウンロードして内容を確認する
- 候補者と連携してビザ発給を進める
- 必要な渡航前手続きを完了してもらう
- マレーシア入国の準備を行う
6. EP承認(Endorsement)・ePass発行

外国人従業員がマレーシアへ入国した後、最後にEmployment Passの承認手続きを行います。
これはパスポートへのステッカー貼付、またはePassの発行によって完了します。
雇用主が行うこと:
- 必要に応じて健康診断など入国後の手続きを手配する
- パスポート提出またはePass手続きを行う
- 入国管理局の要件を満たしていることを確認する
- 従業員が正式に就労できる状態であることを確認する
これですべての手続きが完了し、外国人従業員は正式に勤務を開始できます。
続いて、申請期間が長引く主な原因をご紹介します。
申請期間が長引く主な理由

候補者や職種の要件を満たしていないケースを除くと、Employment Passが却下されたり差し戻されたりする主な理由は、書類や手続き上の不備です。
特に多いのは以下のケースです。
- MyFutureJobsでの求人掲載が不適切、または不足している
- 認証済み(CTC)の学歴証明書が誤っている、または不足している
- 外国資本企業で必要なWRTまたはUSSライセンスが提出されていない
- 申請者本人がマレーシア国内に滞在中に新規EP申請を提出している
- 給与額・職務内容・EPカテゴリーに整合性がない
これらを避けることが非常に重要です。
一度却下されると、今回の採用が遅れるだけでなく、今後のEmployment Pass申請でもより厳しい審査を受ける可能性があります。
Employment Pass更新の審査期間
更新申請であれば、必要書類が揃っており、該当カテゴリーの条件を引き続き満たしている場合、審査期間は約1〜2か月程度です。

更新時には、納税状況や給与条件を証明する書類が必要となるため、有効期限の少なくとも120日前から書類の準備を始めることをおすすめします。
詳しくは、Employment Pass更新ガイドをご覧ください。
皆様の申請がスムーズに進むことを願っています。ご不明な点がございましたら、いつでもお気軽にご相談ください😊

